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工場向けダッシュボード

金属部品の加工工場 1 棟(加工ライン 2 本、電気炉 1 基、コンプレッサー 1 台、都市ガス)を例に、「どの系統が電力を食っているか」「設備が壊れる前に知りたい」「炉の温度記録を手書きしている」「作業場が暑い」の 4 つに、センサーを後付けして 1 画面で答えます。

想定値実測に基づく開くたびに同じ画面
現場のイメージ(イラスト)

現場の困りごと

よく伺う 3 つ
1

電力のピークと系統別の内訳が分からない

電力会社の請求書は建屋全体の合計だけ。デマンドが上がった日に、ラインなのか炉なのかコンプレッサーなのか、原因が追えません。

この画面では 分電盤の系統ごとに電流センサーを付け、1 時間ごとの積み上げで「いつ・どの系統が」を見ます。

2

コンプレッサーの短周期発停に気づけず、突然止まる

配管の漏れや末端の使用量増で発停が増えても、音は普段と変わりません。気づくのは焼き付いて止まった後です。

この画面では 電力の 1 分値から起動を数え、「1 起動あたりの運転時間」が 10 分を切ったら知らせます。

3

電気炉の温度記録を紙で残していて、監査対応が大変

チャート紙を綴じて保管し、監査のたびに該当ロットを探し、条件を満たしたかを目視で確認しています。

この画面では 6 ch の温度を条件マスタ(180℃ × 15 分保持)と自動で突合し、ロットごとに ◯/✕ と報告書を残します。

統合ダッシュボード

系統別の電力(1 時間ごと、本日)

電流センサー 5 系統の積み上げ。14 時台は 14:40 までの分

本日の内訳(0:00〜14:40)

どの系統が電力を食っているかの順位

電力は電流 × 仮定電圧(200 V)× 力率(0.9)の概算です。取引用の計量値ではありません。デマンドの目安は契約に合わせて設定します。

アラート

直近 24 時間

    実運用では SMS / メール / チャットで通知します。「誰が・何を確認するか」まで含めた文面にします。

    コンプレッサーの電力(1 分値、直近 2 時間)

    立ち上がりエッジ(+10 kW/分 以上)を起動として検出

    = 検出した起動。13 時以降、6 分周期の発停が続いています

    1 起動あたりの運転時間(時間帯別、本日)

    稼働時間 ÷ 起動回数。10 分/回を切ると短周期発停の危険域

    実測の引用: 店舗空調の実測では、制御なしで 116〜122 回/日の発停(130 Wh/分超のハンチング)、制御ありで 16〜18 回/日でした。起動回数は 30 分値では突入が消えるため、1 分値で数えます。

    電気炉の温度(6 ch)と条件突合

    熱電対ロガー 6 ch、1 分値
    条件マスタ: 180℃ × 15 分保持

    保持時間は 180℃ 以上が連続した最長の時間です。ch ごとに到達時刻・保持時間・最高温度を残し、1 ch でも条件を満たさなければロットは ✕ になります。

    作業場の暑さ指数 WBGT(24 時間)

    温湿度センサー 3 点から算出した簡易 WBGT(黒球なし)

    法令の目安(2025 年 6 月改正)は WBGT 28℃ 以上または気温 31℃ 以上で対策が必要です。黒球付き WBGT 計より 1〜2℃ 低く出ることがあり、炉前など放射熱の強い場所は黒球計の併用をお勧めします。

    都市ガスの使用量(日別、14 日間)

    ガスメーターのパルスを積算。9/19〜23 は連休

    1 パルス = 0.1 m³ として換算しています。受信が抜けた分は次の受信にまとめて計上されるため、棒が突出しても合計は合います。

    この構成での目安

    金属加工工場 1 棟の例
    電力Milesight CT305 × 5(ライン A・B、電気炉、コンプレッサー、空調・照明の各系統に分割クランプ)。コンプレッサーだけ 1 分周期、ほかは 10 分周期
    ガスMilesight EM300-DI × 1(ガスメーターのパルス出力を積算、10 分周期)
    温湿度・WBGTMilesight EM300-TH × 4(作業場 3 点 + 屋外 1 点、電池式、10 分周期)。簡易 WBGT は温湿度から算出
    電気炉既設の記録計または熱電対ロガー(6 ch)からデータ連携。炉本体の改造はしません
    ゲートウェイMilesight UG65 × 1(LoRaWAN、LTE または有線)。金属の盤の外に置くと電波が安定します
    工事分電盤へのクランプ取り付けは電気工事士が実施します(5 系統で半日程度、停電は不要な場合が多い)。温湿度センサーとガスのパルス取り出しは配線工事不要
    見え始めるまで設置当日から数値が見えます。系統別の内訳と発停回数は 1 週間で傾向がつかめ、平常時との比較(ベースライン)は 1 か月ほどで安定します

    見えるようになること

    • 電力のピークが「いつ・どの系統で」起きたかを、請求書を待たずに当日見られる
    • コンプレッサーの発停の増え方から、止まる前に配管の漏れや負荷の増加に気づける
    • 電気炉のロットごとの温度記録と ◯/✕ が自動で残り、監査で該当ロットをすぐ出せる

    使う機器

    Milesight CT305 × 5(電流、分電盤にクランプ)Milesight EM300-DI × 1(ガスパルス)Milesight EM300-TH × 4(温湿度、電池式)熱電対ロガー 既設(電気炉 6 ch)Milesight UG65 × 1(LoRaWAN ゲートウェイ)クラウド VPS 1 台(PostgreSQL + TimescaleDB)

    自社の工場でも同じ画面を

    分電盤の系統数と設備の台数を教えていただければ、機器構成と設置イメージをお出しします。既設の記録計との連携も相談できます。

    まず無料で試す(導入の流れ)