電力見える化

小売店舗 1 店(延床 600 ㎡)の分電盤に付けたクランプ式電流センサー 5 台で、空調・照明・冷蔵ケース・コンセントの系統別に電力量と CO2 を見える化します。配線を切らずに後付けでき、どこで電気を使っているかが時間帯ごとに分かります。

想定値開くたびに同じ画面
売場バックヤード 分電盤 UG65 受信待ち 屋外

① 分電盤の 5 系統を、クランプ式のセンサーが 10 分ごとに測っている

現場のイメージ(イラスト)— 困りごとが解決されるまで

現場の困りごと

電気代を見直したい現場でよく聞く 3 つ
01

検針票の 1 行しか分からない

月に一度、使用量と請求額が 1 行で届くだけ。先月より増えていても、空調なのか冷蔵ケースなのか、昼なのか夜なのかが分かりません。打ち手が決まらないまま次の請求が来ます。

この画面で分かること空調・照明・冷蔵ケース・コンセントの系統別に、10 分ごとの電力と時間帯別の電力量。
02

消し忘れに誰も気付かない

閉店後も空調が回っていた、休日に照明が点いていた。翌朝には誰も覚えておらず、電気代に埋もれて見えなくなります。月に 2〜3 回あっても積み上がるまで気付けません。

この画面で分かること営業時間外に動いている系統をその場で検知し、何分間・何 kWh だったかを記録します。
03

機器の劣化が電気代でしか出ない

冷蔵ケースの扉パッキンが劣化しても、庫内温度は保たれるので気付きません。コンプレッサーが余分に働いているぶんだけ電気代が増え、壊れて初めて分かります。

この画面で分かること系統ごとの前週比・前月比。同じ条件のはずの時間帯で増えていれば劣化を疑えます。

ダッシュボード

5 系統の電力を 1 画面に
電力見える化のダッシュボード期間を切り替え ダッシュボードを開く

仮想の現場: 小売店舗 1 店(延床 600 ㎡・営業 9〜21 時)。分電盤にクランプ式電流センサー 5 台。値は想定値で、開くたびに同じ画面です。

  • いまの電力・本日の電力量・前週同曜日比・CO2 排出量
  • 系統別の内訳と順位、時間帯別の積み上げ(本日・昨日・今週・今月)
  • 営業時間外の運転や前週からの増加を拾うアラート

ダッシュボードを開く

上の画像は、期間を本日 → 昨日 → 今週 → 今月と切り替えた様子です。開くと系統をクリックして 24 時間の推移を見られます。上部の「解説に戻る」でこのページに戻れます。

主幹空調 A空調 B照明冷蔵その他CT305 × 5系統ごとの電線にクランプを挟むCT305三相クランプUSB 給電取付は電気工事士配線は切らない分電盤(店舗バックヤード)
CT305 × 5分電盤内の系統別(空調 2・照明・冷蔵ケース・その他)の電線にクランプを挟む。取付は電気工事士が行う
LoRaWAN(無線)10 分ごとに電流を送信
Milesight UG65 LoRaWAN ゲートウェイ
ゲートウェイ UG65電源と回線だけ(LTE または有線)
クラウド電力量・CO2 に換算
電力見える化の画面
この画面PC・スマホのブラウザで見る

このデモの想定: 延床 600 ㎡ の小売店 1 店。停電も分電盤の改造も不要で、既設のブレーカーの二次側にクランプを追加するだけです。

見えるようになること

  • 空調・照明・冷蔵ケース・コンセントのどの系統で電気を使っているかが、時間帯ごとに分かる
  • 閉店後の空調の消し忘れや、深夜の冷蔵ケースの異常な増加を自動で検知して通知する
  • 前週・前月と比べて、節電の取り組みの効果を kWh と CO2 で確認できる

計算方法: センサーが送る各相の積算電流(Ah)の差分を使い、電力量 kWh = ΔAh × 相電圧(200 ÷ √3 ≒ 115.5 V)× 力率 0.9 ÷ 1000 で換算します。瞬時値ではなく積算の差分なので、送信間隔の途中の変動や受信の遅れがあっても取りこぼしません。CO2 は kWh × 0.31 kg で換算します(係数は拠点ごとに変更可)。

使う機器

Milesight CT305 × 5(三相クランプ電流センサー、USB 給電、10 分周期)Milesight UG65 × 1(LoRaWAN ゲートウェイ、LTE または有線)クラウド(PostgreSQL)

分電盤内の各相の電線にクランプを挟むだけで、配線を切る工事はありません。クランプの取り付けは電気工事士が行います。CT305 は分電盤内の USB 電源から給電します(電池のみだと無負荷時に沈黙するため)。ゲートウェイの台数は電波状況で変わります。建物の構造・階数・距離によっては複数台になる場合があるため、必要な台数は、Step 2 でセンサーを設置するときに電波を測って確定します。

自社の店舗・事務所でも同じ画面を

分電盤の写真と系統の数を教えていただければ、構成案とセンサーの取り付けイメージをお出しします。

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