カビ・結露・HACCP 温度管理
厨房と倉庫・冷蔵 3 冷凍 2冷蔵庫・冷凍庫の温度(24 時間)
基準: 冷蔵 10℃ 以下、冷凍 −15℃ 以下。線の途切れは欠測アラート
店舗全体・直近 24 時間実運用では店長と衛生管理担当のスマートフォンに通知します。除霜や扉開放による一時上昇は通知せず、記録だけ残します。
厨房の温度(24 時間)
目安 25℃ 以下厨房の湿度(24 時間)
目安 80% 以下逸脱記録(直近 24 時間)
基準を超えた区間を自動で抽出。原因と対応は担当者が入力除霜(定時運転)と扉開放による上昇は、30 分以内に基準内へ戻れば「記録のみ」として残し、対応の入力を求めません。30 分を超えたもの、原因が除霜・扉開放でないものは「逸脱」として原因・対応・確認者の入力が必要です。
冷凍 2 の 24 時間 — 除霜と逸脱の見え方
網かけは除霜の運転時間一時上昇と逸脱の見分け方
- 除霜(定時運転)6 時間ごとにヒーターが入り、庫内は −12℃ 前後まで一時的に上がります。30 分以内に −15℃ を下回れば「記録のみ」。
- 扉開放(納品・仕込み)扉を開けると数分で上がり、閉めれば 10〜20 分で戻ります。同じく 30 分以内に戻れば「記録のみ」。
- 逸脱30 分たっても戻らない、または除霜の時刻と関係なく上がっている場合。原因と対応を記録し、確認者の名前を残します。
室温・壁面温度・露点(24 時間)
壁面温度が露点を下回ると結露しますカビリスク(1 時間ごとの最大)
0〜100。カードを選ぶと切り替わります30 未満 低い30〜59 中程度60〜79 注意80 以上 危険
対策が必要になる目安(閾値案)
- 結露の継続壁面温度 ≤ 露点 の状態が 6 時間以上続き、かつ壁面温度が 5〜25℃(カビが育ちやすい温度)のとき。
- 乾物の水分活性湿度 80% 以上が 24 時間以上続くと、乾物の水分活性 Aw が 0.80 を超えてカビが育つ条件になります。
- リスク 60 以上「注意」除湿機の運転、換気、壁から棚を離すなどの対策を検討。80 以上「危険」は当日中に対応。
計算のしかた
センサーの温度と湿度から求めます- 露点その空気が冷えて水滴になり始める温度。Magnus 式で計算します。α = 17.27·T / (237.7 + T) + ln(RH/100)、 露点 = 237.7·α / (17.27 − α)
- 絶対湿度(g/m³)空気 1 m³ に含まれる水の量。換気や除湿の効果を比べるときに使います。6.112·e^(17.67T/(T+243.5)) · RH · 2.1674 / (273.15 + T)
- 壁面温度(推定)室温の 3 時間前の値から壁の種類ごとの差を引いた推定値です。実運用では壁面に温度センサーを付けて実測に置き換えます。
漏水センサー周辺の湿度(24 時間)
85% を超えると「注意」判定の段階
- 正常漏水の検知なし、周辺の湿度も通常どおり。
- 注意(湿度上昇)漏水は検知していないが、センサー周辺の湿度が 85% 以上。配管のにじみや床下の湿りが疑われます。
- 警告(1 台反応)センサー 1 台が水を検知。元栓を閉めて現場を確認。
- 緊急(同一エリア複数台同時)同じエリアの複数台が同時に検知。広い範囲に水が回っている可能性。
