漏水検知
8 階建ての賃貸オフィスビルの給湯室・便所・パイプシャフト・地下機械室に、電池式のスポット漏水センサーを 26 点置いた想定です。水が触れた瞬間に検知し、縦系統図のどの階のどこかを示します。夜間・休日でも人を介さずに知らせ、止水までの時間を記録します。
現場の困りごと
ビル・マンションの管理でよく聞く 3 つ見つかるのは、階下から苦情が来たとき
給湯室や便所の漏れは、夜間や休日に始まると朝まで誰も知りません。気付くのは階下のテナントの天井にしみが出てからで、そのときには原状回復と営業補償の話になっています。
鳴りすぎると、誰も見なくなる
清掃の水、結露、床の拭き掃除。センサーは水かどうかしか分かりません。そのたびに警報が鳴ると「また誤報だ」になり、本当の漏水のときも後回しにされます。
置いてあるのに、見ていなかった
電池式のセンサーは、電池が切れても静かに止まります。「何も鳴らない=正常」と思い込んでいる間、実は何も測っていなかった、ということが起こります。
ダッシュボード
26 点を 1 画面に仮想の現場: 8 階建ての賃貸オフィスビル。給湯室・便所・パイプシャフトに各階 3 点、地下機械室に 2 点の計 26 点。値は想定値で、開くたびに同じ画面です。
- 縦系統図に 26 点。漏水・一時検知・通信なし・電池残量を色で表示
- 検知から通知・到着・止水までのタイムライン(経過時間つき)
- 測点一覧と、要対応だけに絞った表示
⚠ この構成は検知と通知までです。止水弁の自動操作は含みません(弁とコントローラを足せば拡張できます)。上部の「解説に戻る」でこのページに戻れます。


このデモの想定: 8 階建ての賃貸オフィスビル。センサーは床に置くだけで、天井や壁の工事は行いません。⚠ ゲートウェイは図では 1 台ですが、階数のある建物では複数台になることがあります(床スラブが電波を通しにくいため)。止水弁の自動操作は含みません(検知と通知まで)。自動止水まで行う構成は、弁とコントローラを足して別途ご相談ください。
見えるようになること
- どの階のどこが濡れているかが、縦系統図の 1 点で分かる
- 夜間・休日でも人を介さずに知らせ、検知から止水までの時間が記録に残る
- 清掃や結露による短時間の濡れを「一時検知」として分け、鳴らしすぎを防ぐ
- 電池残量と通信なしを同じ画面で見るので、「置いてあるのに見ていなかった」を防げる
使う機器
Milesight UG65 × 1〜(LoRaWAN ゲートウェイ、LTE または有線。台数は電波状況によります)クラウド(PostgreSQL + 通知)配線工事は不要です。センサーは床に置くか、ケーブル式を配管に沿わせます。電池は約 2 年。この構成に止水弁の自動操作は含みません — 弁とコントローラを足せば自動止水まで広げられますが、誤作動時の影響が大きいので、まず検知と通知から始めることをおすすめしています。この構成図ではゲートウェイ 1 台で描いていますが、8 階建ての縦系統を 1 台でまかなえるとは限りません。鉄筋コンクリートの床スラブは電波を通しにくく、上層と下層で 2 台以上に分けることがよくあります。地下機械室やパイプシャフトの中は特に届きにくいため、そこに 1 台足す場合もあります。必要な台数と設置位置は、Step 1 の現地確認で実際に電波を測ってお出しします。
