滅菌と換気の記録を自動にして、待合で見せる

歯科医院の記録は、ほとんどが紙です。薬品保冷庫の温度、滅菌室の温湿度、オートクレーブの運転。やっているのに、出せるのは手書きの用紙だけという状態です。同じ構成で、コンプレッサーが止まる前の変化と、待合の CO2・粉じんまで 1 画面に載せます。そして測った値は、そのまま待合のモニタに出せます。記録のための投資が、患者さんに選ばれる材料にもなります。

図の数値は想定値
歯科医院 1 フロア(真上から見た図)— 待合・診療室・滅菌室・技工室(薬品保冷庫)・機械室 待合室(12 席) 診療室(ユニット 3 台) 滅菌室 オートクレーブ 技工室・薬品棚 保冷庫 受付・カウンター スタッフルーム ゲートウェイ 機械室 コンプレッサー バキューム X線室(機器には触りません) 分電盤 いまの待合 CO2 820 ppm 粉じん 10 µg/㎥ 待合のモニタ 直近 1 か月の記録(1 院)滅菌室・保冷庫の記録欠測 0 コマオートクレーブの運転312 回コンプレッサーの起動回数前月比 +18%待合 CO2 1,000 ppm 超2 時間 40 分待合モニタへの表示30 日 / 30 日同じゲートウェイ・同じ画面に積んでいます待合に出すのは、測った値だけです

① 8:40 開院前。保冷庫の温度とオートクレーブの運転を、用紙に書き写す

現場のイメージ(イラスト・数値は想定値)— 紙の記録 → 滅菌室・保冷庫・分電盤・待合に置く → 止まる前の変化 → 待合の空気を測って見せる → 1 か月の記録

現場の困りごと

01

記録が手書きで、出せるのは用紙だけ

薬品保冷庫の温度は朝と夕方に 2 回、滅菌室の温湿度とオートクレーブの運転は運転ごとに手で書く運用が多くあります。忙しい日は後からまとめて書くことになり、夜間と休診日は誰も見ていません。やっていることと、残っている記録が一致しません。

この画面で分かること滅菌室・技工室・保冷庫の温湿度が 10 分ごとに残ります。オートクレーブは分電盤側の電流から、運転した時刻と回数が残ります。書き写す作業そのものがなくなります。
02

設備が止まると、その日の予約が飛ぶ

コンプレッサーが止まれば、全ユニットが同時に止まります。バキュームもオートクレーブも同じで、代替機がありません。壊れてから分かると、その日の患者さんをすべて断ることになり、断った分は戻ってきません。

この画面で分かること起動回数と 1 サイクルの時間を記録します。増え方と伸び方が、点検に回す材料になります。どこから点検に回すかは、御社の機種で測った値を見てから決めます。
03

待合の空気は、誰も測っていない

切削やスケーリングではエアロゾルが出ます。窓を開けるか、空気清浄機を強くするかは、スタッフの体感で決まっています。混む時間の CO2 と粉じんは、患者さんがいちばん気にしているのに、どこにも記録がありません。

この画面で分かること待合と診療室の CO2・粉じん・温湿度を連続で記録します。混む時間が数字で分かるので、換気を入れる時刻と強さが決まります。

統合ダッシュボード

滅菌室・保冷庫・設備・待合を 1 画面に
歯科医院向けダッシュボードが 1 日ぶん動く様子1 日の動き ダッシュボードを開く

仮想の現場: 歯科医院 1 院(診療ユニット 3 台・待合 12 席)。診療 9:00〜13:00 / 14:30〜19:00。値は想定値で、開くたびに同じ画面です。

  • 滅菌室・技工室の温湿度と、薬品保冷庫の庫内温度(扉開放は一時上昇として区別)
  • コンプレッサー・バキューム・オートクレーブの電流、起動回数と 1 起動あたりの運転時間
  • 待合と診療室の CO2・粉じん、換気を入れた前後、待合のモニタに出す表示

ダッシュボードを開く

上の画像は、開院前から診療終了まで 1 日ぶん動く様子です。開くと再生・倍速・時刻の移動を操作できます。患者さんの人数や映像は扱いません(測っているのは空気と設備だけです)。上部の「解説に戻る」でこのページに戻れます。

4 段で積む

段ごとに買う理由が違います。同じゲートウェイ・同じ画面に足していきます
段この段で解決すること測るもの使う画面
STEP 1 記録手書きをやめる。やっていることの裏付けが残る滅菌室・技工室の温湿度、薬品保冷庫の庫内温度、オートクレーブの運転温湿度モニタリング/温度記録
STEP 2 止めない設備が止まる前に気づく。休診を避けるコンプレッサー・バキュームの電流と起動回数、機械室とユニット脇の漏水電力見える化/漏水検知
STEP 3 経費電気の使い方と、空調の消し忘れを見る分電盤の系統別の電流、診療室と待合の温湿度電力見える化
STEP 4 選ばれる理由測った値を待合で見せる待合の CO2・粉じん、換気を入れた前後の実測CO2 と換気
STEP 4 を出すなら、STEP 1 を先に入れておく必要があります。待合に出す値は、院内で記録が回っていることが前提です。1 段ずつ足していくこともできますし、最初からまとめて組むこともできます。どの段から始めても、ゲートウェイと画面は同じものを使います。
分院グループは、院ごとの画面を本部からまとめて見られます。同じ構成を院の数だけ並べ、比較と通知を本部側に寄せる形です。1 院から始めて、院が増えたときに足していけます。

測った値を、待合で見せる

歯科でだけ成立する使い方です

工場や倉庫の見える化は、経費の削減で終わります。歯科は違います。「滅菌しています」「換気しています」を実測値で見せている医院は、まだほとんどありません。待合のモニタに、いまの CO2 と粉じん、今日のオートクレーブの運転回数を出すだけで、設備の記録が患者さんへの説明に変わります。上の図の ④ がその場面です。

出すのは、測った値だけです。待合の表示は医院の広告物になります。当社がお渡しするのは実測値をそのまま表示するテンプレートまでで、治療の効果や安全性をうたう文言は入れません。何をどう表示するかの最終判断は、医院側で行っていただきます。
滅菌が成立したことの保証ではありません。残るのは「運転した時刻と回数」と「滅菌室の環境」です。生物学的インジケータによる確認の代わりにはなりません。口腔外バキュームの吸引風速と、給水の水質も測れません。

設置の条件

歯科の現場で先に確認すること

使う機器

電池式・貼り付けで、診療を止めずに置けます

AM308・AM307・EM320-TH・CT101・CT303・EM300-SLD・UG63 は技適取得済みです。庫内のセンサーはマグネットで留めるだけ、室内のセンサーは貼るだけなので、配線工事は要りません。CT の取り付けだけ分電盤内の作業になるため電気工事士が行います。ゲートウェイの台数は電波状況で変わるため、必要な台数は、Step 2 でセンサーを設置するときに電波を測って確定します。この構成にカメラは含みません。

関連する画面

この構成で組み合わせる既存のデモです

御社の医院でも、記録を自動にしませんか

平面図(手書きでかまいません)と、いま紙で記録しているもの、保冷庫の台数を教えていただければ、測り方と機器構成をお出しします。デモ画面の作成は無料です。そのあと実際にセンサーを取り付けて数字を取る段階も、機器の貸出と初期設定は無料です。取付作業の費用と、遠方への出張については個別にご相談ください。

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