倉庫・物流センターの多拠点管理(フリートビュー)

12 拠点を本社から 1 画面で見る想定です。2025 年 6 月改正の労働安全衛生規則では、WBGT 28℃ または気温 31℃ 以上の作業場所で熱中症対策が義務になりました。どの拠点がいつ・どれだけ超えたかを自動で集計し、どこから手を打つかを優先度スコアで決めるための画面です。

想定値開くたびに同じ画面
本社(安全衛生) ? フリートビュー · 12 拠点 どの拠点がいつ超えたかが、この画面に出ていない 拠点地域現在 WBGT法令目安 超過屋根状態 A センター北海道21.6℃ 注意なし断熱正常 B センター東北24.8℃ 注意なし無断熱正常 C センター関東29.2℃ 厳重警戒4 時間 20 分無断熱要対応 D センター関東28.4℃ 厳重警戒3 時間 40 分無断熱要対応 E センター関東28.5℃ 厳重警戒3 時間 10 分断熱要対応 F センター中部27.8℃ 警戒2 時間 40 分断熱要対応 ほか 6 拠点要対応 6 · 正常 0 法令目安(WBGT 28℃ / 気温 31℃)の超過時間(9/24 14:40 まで) H センター(関西・無断熱)5 時間 40 分 L センター(九州・無断熱)5 時間 00 分 D センター(関東・無断熱)3 時間 40 分 E センター(関東・断熱)3 時間 10 分 F センター(中部・断熱)2 時間 40 分 A センター(北海道・断熱)なし クラウド 各拠点のゲートウェイからクラウドへ(現場の操作は不要) A センター 断熱屋根 D センター 無断熱屋根 H センター 無断熱屋根 L センター 無断熱屋根 ほか 8 拠点

① 12 拠点ある。WBGT 計は置いてあるが、値を見に行った人がいる時しか分からない

多拠点管理のイメージ(イラスト)— 本社が 12 拠点をどう見て、どう動かすか

本社の困りごと

安全衛生・施設管理の担当からよく伺う 3 つ
01

「何時から何時まで超えていたか」が残らない

WBGT 計は置いてありますが、値を見に行った人がいる時しか分かりません。記録が残らないので、監督署にも本社にも「対策していた」と説明できません。拠点が 12 もあると、各拠点に記録を頼んでも揃いません。

この画面で分かること作業高さのセンサーが 10 分ごとに WBGT を計算し、法令目安(WBGT 28℃ / 気温 31℃)の超過時間を拠点ごとに自動で集計します。本社の画面に 12 拠点ぶんが同じ列で並びます。
02

暑い日は、ほとんどの拠点が超えてしまう

9 月でも外気 33℃ の日には、12 拠点のうち 10 拠点が法令目安を超えます。全部にアラートを出すと、どこから手を打てばよいか分からなくなります。

この画面で分かること暑さ点・義務点・構造点を足した優先度スコアで並べます。いま超えている拠点は対応キューに、工事の順番は超過時間の並びで決められます。
03

どの拠点の屋根から工事すべきかが決まらない

遮熱や断熱の工事は 1 拠点でも数百万円かかります。「暑いから」だけでは稟議が通らず、結局いちばん声の大きい拠点から順になります。

この画面で分かること超過時間を 12 拠点で並べると、上位がすべて無断熱屋根であることが数字で出ます。外気の実測値も同じ画面にあるので、気候の差と構造の差を分けて説明できます。

ダッシュボード

12 拠点を 1 画面に
物流センター 12 拠点のフリートビューのダッシュボード1 日の動き ダッシュボードを開く

仮想の現場: 全国 12 拠点の物流センター(北海道 1 / 東北 1 / 関東 3 / 中部 2 / 関西 2 / 中国 1 / 九州 2)。作業時間 8:00〜18:00(昼休み 12:00〜13:00)。9/24 の 6:00 から 20:00 までを再生します。外気は気象 API の想定値、ほかは想定値で、開くたびに同じ画面です。

  • 全拠点サマリー: いま超過中の拠点、現在 危険の拠点、本日 超えた拠点、超過時間の合計、無断熱屋根の拠点数
  • 拠点一覧: 優先度スコア順。現在 WBGT・本日最大・超過時間・外気最高・屋根構造を 1 行で比較
  • 地域別の集計と、法令目安の超過時間での 12 拠点比較(無断熱屋根が上に集まります)
  • 対応キュー(区分・継続時間・次の一手)と、拠点名つきの全拠点アラート

ダッシュボードを開く 1 拠点の画面を見る

解説のないダッシュボードだけの画面で開きます。上部の「解説に戻る」でこのページに戻れます。

2 つの画面の使い分け

見たい粒度が違うので分けています

同じ 1 日(9/24)の同じデータを見ています。D センターは両方の画面に出てくるので、本社で見つけた拠点をそのまま 1 拠点の画面で掘れます。

多拠点で増えるもの・増えないもの

1 拠点の構成に何を足すか
項目目安補足
機器拠点数に比例1 拠点あたりの構成は 1 拠点のページと同じ(作業高さ 3 点 + ゲートウェイ。屋根下は必要な拠点だけ)。フリートビューのために拠点側へ足す機器はありません
外気気象 API拠点ごとに最寄りの観測点から取ります。屋外にセンサーを置く必要はありません。気候の差と構造の差を分けて説明するための軸になります
クラウド増設なし同じクラウド(PostgreSQL + TimescaleDB)に拠点を足していきます。10 分周期・1 拠点 3〜7 台なら、拠点数が 2 桁のうちは構成を変える必要はありません
画面20 拠点までは 1 画面それ以上は地域別に分け、超過中の拠点だけを集めた画面を加えます
通知の宛先拠点 / 地域 / 本社区分が上がったときは拠点の現場責任者へ SMS。本社の安全衛生担当には日次で全拠点の超過時間をメールで集計送付します
記録の保存自動10 分値と超過時間を日次で保存します。監督署への説明と、年度の報告にそのまま使えます
見え始めるまで設置当日作業高さの WBGT と区分、超過時間の積み上げ
日射の強い日が 3 日拠点間の比較が意味を持ち始めます。屋根の構造の差は、日射が強い日ほどはっきり出ます
はじめ方無断熱屋根の 2〜3 拠点からまず差が出やすい拠点で始めると、しきい値と通知の宛先を現場に合わせて決められます

ゲートウェイの台数は電波状況で変わります。建物の構造・階数・距離によっては複数台になる場合があるため、必要な台数は Step 1 の現地確認でお出しします。

自社の拠点でも同じ画面を

拠点数と地域、屋根の構造を教えていただければ、フリートビューの構成案と、まず入れる 2〜3 拠点の選び方をお出しします。

まず話を聞く(Step 1 は無料)はじめ方を見る