空室でカビが出てから気づく、をやめる
退去から次の入居までの間、空室は閉め切られたままです。夏に数週間放置すればカビが出て、原状回復の費用が増え、内見にも響きます。見回りの頻度を上げる以外の手がないまま、棟数だけが増えていきます。測るのは空室と共用部だけ、入居中の住戸には入りません。
図の数値は想定値
現場の困りごと
管理会社でよく聞く 3 つ01
空室のカビは、内見のときに見つかる
閉め切った部屋は湿気が抜けません。夏に数週間置けばカビが出て、原状回復の費用が増え、内見の印象も落ちます。見回りの頻度を上げるしかない、という状態です。
この画面で分かること空室の温湿度から露点とカビのリスクを出し、危ない状態が続いたら知らせます。換気に行く部屋と時期が決まります。
02
漏水は、下の階から苦情が来てから分かる
給湯の配管、PS の中、機械室。どれも人が行かないと分かりません。気づくのは天井に染みが出たあとで、そのときには被害が広がっています。
この画面で分かること漏水を検知した時点で通知します。共用部と機械室に置くだけなので、住戸に入る必要はありません。
03
棟が増えても、人は増えない
管理戸数が増えるほど、1 棟あたりに割ける時間は減ります。回っているだけで 1 日が終わり、提案や改善に手が回りません。
この画面で分かること棟を横に並べて、手を打つ順番を決められます。行く必要のある棟だけに行く、という運用に変えられます。
入居中の住戸には入りません
測る範囲を先に決めます測るのは空室と共用部だけです。入居中の住戸に機器を置く構成ではありません。個人の生活(在室・生活音・使用量)を把握する用途には使いません。空室に置いた機器は、入居が決まった時点で回収します。
カビのリスクは、温度と湿度から計算した指標です。露点と、高湿度が続いた時間から判定します。カビそのものを検出するものではないため、実際に発生しているかどうかは目視の確認が必要です。この画面は「どの部屋を先に見るか」を決めるために使います。
漏水は検知と通知までです。止水弁を自動で閉じる構成は、現在の取扱にありません。検知したあとの止水と対応は、これまでどおりの手順が必要です。
設置の条件
管理の現場で先に確認すること- 空室の機器は、回収する前提で置きます。両面テープかマグネットで貼り、入居が決まったら外して次の空室へ移します。繰り返し使えるので、戸数ぶんは要りません。
- ゲートウェイは共用部に置きます。電源の取れる場所(管理室・エントランス・機械室)に置き、空室と共用部の電波をまとめて受けます。回線がない物件では LTE を使います。
- 鉄筋コンクリートの壁と床は電波を遮ります。棟の形と階数で届き方が変わるため、台数と置き場所は、Step 2 でセンサーを設置するときに電波を測って確定します。
- 漏水センサーは「水が最初に溜まる場所」に置きます。配管の継手の真下、ドレンの受けの横、PS の床。床に置くタイプなので、掃除で動かされない位置を選びます。
- まず 1 棟から始められます。空室の多い棟や、カビの苦情が出たことのある棟から試して、効果が見えた範囲だけ広げられます。
使う機器
電池式・貼り付けで、繰り返し使えますMilesight EM300-TH × 3〜(空室の温湿度。カビと結露の判定に)Milesight EM300-SLD × 3〜(機械室・PS・配管の下の漏水)Milesight WS202 × 2〜(任意。共用灯の点灯と消し忘れ)Milesight CT303 × 1(任意。共用部の電力)Milesight UG65 × 1〜 / 棟(LoRaWAN ゲートウェイ)
EM300-TH・WS202・CT303・UG65 は技適取得済みです。センサーは電池式で、貼るか置くだけです。CT の取り付けだけ分電盤内の作業になるため電気工事士が行います。ゲートウェイの台数は電波状況で変わるため、必要な台数は、Step 2 でセンサーを設置するときに電波を測って確定します。
関連する画面
この構成で組み合わせる既存のデモですまず 1 棟、空室の湿度を測ってみませんか
棟数と空室の戸数、機械室の位置を教えていただければ、測り方と機器構成をお出しします。デモ画面の作成は無料、そのあと実際にセンサーを取り付けて数字を取る段階も機器の貸出と初期設定は無料です。
