工場の多拠点管理(本社ビュー)

8 工場を本社から 1 画面で見る想定です。工場ごとに画面を開くのではなく、どの工場から手を打つかとその理由を決めるための画面です。デマンド目安に対する本日ピーク、本日の電力量と延床あたりの原単位、コンプレッサーの発停、作業場の暑さ指数、センサーの通信を同じ列で並べ、要対応から順に出します。

想定値開くたびに同じ画面
本社(生産技術) ? 本社ビュー · 8 工場 どの工場がいつピークを打ったかが、この画面に出ていない 工場エリア30 分平均目安に対する比率コンプ状態 A 工場首都圏95.8 kW82%8.6 分/回要対応 B 工場関西220.6 kW82%14.2 分/回注意 C 工場中部126.6 kW79%16.4 分/回電池 13% D 工場九州73.7 kW80%11.8 分/回正常 E 工場首都圏205.3 kW97%15.1 分/回要対応 F 工場東北110.8 kW73%18.3 分/回通信なし ほか 2 工場正常 2 デマンド目安に対する本日ピーク(9/24 14:40 まで) E 工場(首都圏・樹脂成形)97% A 工場(首都圏・金属加工)82% B 工場(関西・樹脂成形)82% D 工場(九州・金属加工)80% C 工場(中部・食品加工)79% G 工場(中部・精密部品)73% クラウド 各工場のゲートウェイからクラウドへ(現場の操作は不要) A 工場 E 工場 F 工場 B 工場 ほか 4 工場

① 8 工場ある。本社に届くのは、月末の電気料金の請求書だけ

多拠点管理のイメージ(イラスト)— 本社が 8 工場をどう見て、どう動かすか

本社の困りごと

生産技術・設備管理の担当からよく伺う 3 つ
01

デマンドを超えたことが、翌月の請求書で分かる

契約電力は 30 分平均の最大値で決まります。一度超えると、その値が 1 年間の基本料金になります。工場では「超えそう」が見えておらず、本社が気付くのは請求書が届いてからです。

この画面で分かること工場ごとのデマンド目安に対する本日ピークの比率を 8 工場で並べます。95% を超えた工場は要対応として、重なっている系統を 1 分値で特定できます。
02

「使いすぎ」と「重なっている」が区別できない

電力量(kWh)だけを見て節電の指導をしても、デマンドは下がりません。逆に電力量が中位でも、同じ 30 分に設備が重なればデマンドだけが跳ね上がります。

この画面で分かることデマンド比率と電力量・延床あたりの原単位を同じ行に並べます。比率は高いのに電力量は中位の工場が、立ち上げ時刻をずらすだけで効く工場です。
03

設備の異常は、止まってから分かる

コンプレッサーの短周期発停や炉の記録の欠損は、現場では気付きにくいものです。本社には「止まりました」という連絡だけが来ます。

この画面で分かること1 起動あたりの運転時間を 8 工場で並べ、10 分/回 を下回った工場を要対応にします。センサーの定期受信が途絶えた工場も通信なしとして、正常とは別に表示します。

ダッシュボード

8 工場(5 エリア)を 1 画面に
工場 8 拠点の本社ビューのダッシュボード1 日の動き ダッシュボードを開く

仮想の現場: 金属加工・樹脂成形・食品加工・板金・精密部品の 8 工場(首都圏 2 / 関西 2 / 中部 2 / 九州 1 / 東北 1)。延床 2,400〜6,800 ㎡、デマンド目安 110〜320 kW、操業 8:00〜17:00(昼休み 12:00〜13:00)。9/24 の 6:00 から 20:00 までを再生します。値は想定値で、開くたびに同じ画面です。

  • 全工場サマリー: 要対応 / 注意 / 正常の工場数、デマンド目安に迫っている工場、全工場の電力量と延床あたり平均
  • 工場一覧: 要対応から順に並び、現在の電力・30 分平均・本日ピーク・目安に対する比率・原単位・コンプレッサー・作業場の WBGT を 1 行で比較
  • エリア別の集計と、デマンド目安に対する本日ピークでの 8 工場比較
  • 対応キュー(理由・次の一手)と、工場名つきの全工場アラート

ダッシュボードを開く 1 工場の画面を見る

解説のないダッシュボードだけの画面で開きます。上部の「解説に戻る」でこのページに戻れます。

2 つの画面の使い分け

見たい粒度が違うので分けています

同じ 1 日(9/24)の同じデータを見ています。A 工場は両方の画面に出てくるので、本社で見つけた工場をそのまま 1 工場の画面で掘れます。

多拠点で増えるもの・増えないもの

1 工場の構成に何を足すか
項目目安補足
機器工場数に比例1 工場あたりの構成は 1 工場のページと同じ(系統別の電流センサー・設備ごとの 1 分値・炉の熱電対・作業場の温湿度・ゲートウェイ)。本社ビューのために工場側へ足す機器はありません
デマンド目安工場ごとに設定契約電力に合わせて 1 つずつ入れます。契約が変わったら数字を変えるだけで、比率の列はそのまま使えます
クラウド増設なし同じクラウド(PostgreSQL + TimescaleDB)に工場を足していきます。1 分値を扱うので、工場数が 2 桁になったら保存期間の設計だけ見直します
画面20 工場までは 1 画面それ以上はエリア別・業種別に分け、要対応の工場だけを集めた画面を加えます
通知の宛先工場 / エリア / 本社デマンドが目安に迫ったときは工場と本社へ同時に。設備の兆候は保全へ。炉の記録の欠損は品質管理へ。宛先と条件を分けます
見え始めるまで設置当日系統別の電力と現在のデマンド、設備の 1 分値
1 週間工場ごとの平常のデマンドカーブ。ここが出るまでピークの比較はできません
1 か月立ち上げ時刻をずらした効果が見えます。同じ稼働日どうしで比べます
はじめ方業種の違う 2〜3 工場から金属加工と樹脂成形のように負荷の形が違う工場で始めると、しきい値と通知の宛先を現場に合わせて決められます

ゲートウェイの台数は電波状況で変わります。建物の構造・階数・距離によっては複数台になる場合があるため、必要な台数は Step 1 の現地確認でお出しします。

自社の工場でも同じ画面を

工場数と業種、契約電力を教えていただければ、本社ビューの構成案と、まず入れる 2〜3 工場の選び方をお出しします。

まず話を聞く(Step 1 は無料)はじめ方を見る