薬の保冷庫と待合の空気を、人の手を介さずに記録する

保冷庫の温度を 1 日 2 回、紙に書き写している。待合が混む時間の空気は誰も測っていない。機械室の漏水は見に行くまで分からない。どれも診療そのものではなく設備の話ですが、人手で回している限り、忙しい日ほど記録が薄くなります。当社が扱うのは、この医療機器に当たらない範囲です。

図の数値は想定値
クリニック 1 フロア(真上から見た図)— 保冷庫・待合・リネン庫・機械室 待合室(24 席) 診察室 1診察室 2処置室 調剤室 保冷庫 リネン庫・備品 スタッフルーム 機械室 直近 1 か月の記録保冷庫 2 台の記録欠測 0 コマ扉開放による一時上昇18 回(通知せず記録)待合 CO2 1,000 ppm 超4 時間 10 分機械室の漏水0 件

① 9:00 開院前。保冷庫の温度を見て、用紙に書き写す

現場のイメージ(イラスト・数値は想定値)— 紙の記録 → 庫内の連続記録 → 待合の混雑と換気 → 1 か月の記録

現場の困りごと

医療の現場でよく聞く 3 つ
01

保冷庫の温度を手で書き写している

朝と夕方に見て用紙に書く運用が多く、忙しい日は後からまとめて書くことになります。扉を開けた直後の値か、落ち着いた値かも記録には残りません。夜間と休診日は誰も見ていません。

この画面で分かること庫内の温度が 10 分ごとに残ります。扉の開け閉めによる一時上昇は「一時上昇」として記録し、戻らない上がり方だけを通知します。
02

待合が混む時間の空気を、誰も測っていない

感染症が流行る時期ほど、窓を開ける・開けないの判断を現場の体感でしています。寒い日に開ければ苦情になり、閉めれば息苦しくなります。

この画面で分かること待合の CO2 と温湿度を連続で記録します。混む時間帯が数字で分かるので、換気を入れる時刻と強さが決まります。
03

機械室とリネン庫は、見に行くまで分からない

空調機のドレン、給湯の配管、リネンの湿気。どれも気づくのは、天井に染みが出たあとかカビが出たあとです。

この画面で分かること漏水は検知した時点で通知し、リネン庫は湿度とカビのリスクを記録します。見に行く回数そのものを減らせます。

当社が扱う範囲

ここを先に線引きします
医療機器に当たる領域は扱いません。患者の見守り(離床・転倒・バイタル)、診断や治療に関わる計測、医療機器としての承認が必要なものは、この構成に含みません。扱うのは設備と保管環境(保冷庫・室内の空気・湿度・漏水・電力)です。
管理範囲は御社の手順書に合わせます。薬剤や検体の保管温度は品目ごとに定められています。画面のしきい値は、御社の SOP と添付文書に合わせて設定します。デモの値をそのまま当てはめることはしません。
記録を監査や品質保証に使う場合は、校正の扱いを先に決めます。センサーの精度、出荷時の校正の有無、定期的な確認の方法、既設の温度計との並行記録の期間。ここを決めずに走り出すと、あとから記録の読み替えが必要になります。

設置の条件

医療の現場で先に確認すること

使う機器

電池式・貼り付けで、診療を止めずに置けます
Milesight EM320-TH × 2〜(薬剤保冷庫・検体保管の庫内)Milesight AM307 × 1〜(待合室の CO2・温湿度)Milesight EM300-TH × 3〜(リネン庫・機械室・スタッフルーム)Milesight EM300-SLD × 2〜(機械室・給湯配管の下)Milesight CT303 × 1(任意。系統別の電力)Milesight UG65 × 1〜(LoRaWAN ゲートウェイ)

EM320-TH・AM307・EM300-TH・CT303・UG65 は技適取得済みです。庫内のセンサーはマグネットで固定するだけ、室内のセンサーは貼るだけです。CT の取り付けだけ分電盤内の作業になるため電気工事士が行います。ゲートウェイの台数は電波状況で変わるため、必要な台数は、Step 2 でセンサーを設置するときに電波を測って確定します。

関連する画面

この構成で組み合わせる既存のデモです

御社の保冷庫でも、記録を自動にしませんか

保冷庫の台数と保管している品目の温度帯、待合の広さを教えていただければ、測り方と機器構成をお出しします。デモ画面の作成は無料です。

まず話を聞く(デモ画面の作成は無料)はじめ方を見る