温浴施設・スーパー銭湯の見える化ダッシュボード

「湯温の確認は 2 時間おきの手書き。ぬるいと言われてから気づく」「冬の脱衣所が寒く、浴室との差が大きい」「混雑の波が読めないので、ろ過とボイラーを回しっぱなしにしている」。日帰り温浴施設で毎日起きるこの 3 つを、浴槽とサウナの温度・脱衣所との温度差・館内の混雑・ろ過とボイラーの電流から 1 つの画面で見ます。

想定値開くたびに同じ画面
フロント・休憩処脱衣所浴室(大浴槽・水風呂・サウナ)ボイラー室 入館カウント 大浴槽(男) PT100 水風呂 サウナ室 ボイラー ろ過ポンプ 重油タンク UG65

① 14:00 湯温の確認。浴槽をまわって温度計を読み、用紙に書き写す

現場のイメージ(イラスト・数値は想定値)— 湯温の低下 → 脱衣所との温度差 → 重油の残量と設備の電流

現場の困りごと

温浴施設でよく聞く 3 つ
01

湯温の確認が 2 時間おきの手書き

浴槽をまわって温度計を読み、用紙に書き写します。その間に下がっても気づけません。「ぬるい」と言われてから確認する、という順番になりがちです。露天は外気に引っぱられるので、同じ設定でも季節で差が出ます。

この画面で分かること浴槽・水風呂・サウナ室の温度を 10 分ごとに記録し、管理範囲を外れたらその場で知らせます。書き写す作業がなくなります。
02

脱衣所の蒸れと、浴室との温度差

入浴のピークには脱衣所が蒸れ、翌朝まで壁面に結露が残ります。冬は逆で、脱衣所が冷えて浴室との差が大きくなります。暖房を足すかどうかの判断が、担当者の体感で決まっています。

この画面で分かること脱衣所と浴室の温度差を時間帯別に記録します。差が開く時間帯が決まるので、暖房と換気を入れる時刻が決まります。
03

混雑の波が読めず、設備を回しっぱなしにする

ろ過ポンプ、ボイラー、空調、照明。いつ・どれだけ使っているかが分からないので、安全側に振って回し続けることになります。重油やガスの残量も、見に行くまで分かりません。

この画面で分かること入館の波と、ろ過・ボイラー・空調の電流を同じ時間軸で見られます。タンクの残量は遠隔で読めるので、発注の判断が早くなります。

統合ダッシュボード

浴槽・サウナ・脱衣所・混雑・設備を 1 画面に
温浴施設向けダッシュボードが 1 日ぶん動く様子1 日の動き ダッシュボードを開く

仮想の現場: 日帰り温浴施設 1 棟(男女の大浴槽・露天・水風呂・サウナ各 1、脱衣所、休憩処、ボイラー室)。営業 10:00〜24:00。値は想定値で、開くたびに同じ画面です。

  • 浴槽・露天・水風呂・サウナ室の温度 10 測点と、管理範囲を外れた時間
  • 脱衣所と浴室の温度差(時間帯別)と、脱衣所の湿度
  • 入館の波と館内の人数、ろ過・ボイラー・空調の電流、重油タンクの残量

ダッシュボードを開く

上の画像は、開店前から閉店まで 1 日ぶん動く様子です。開くと再生・倍速・時刻の移動を操作できます。脱衣所と浴室の中に、人を数える機器は置きません。測るのは温度と湿度だけです。

測れるもの・測れないもの

先にここをはっきりさせます
水質(遊離残留塩素・レジオネラ属菌)は測れません。当社が扱う機器に該当するものがありません。公衆浴場の衛生管理は、都道府県等の条例と「公衆浴場における衛生等管理要領」にもとづく検査・消毒・清掃がそのまま必要です。この画面で置き換わるのは、湯温・室温・湿度の手書き記録と、設備の運転の把握までです。水質の検査記録と並べて保管できるよう、CSV と PDF で書き出せるようにしています。
脱衣所と浴室の中に、人を数える機器は置きません。混雑を数えるのは入口(フロント)の 1 台だけです。距離を測る方式で、顔や姿は写りません。脱衣所・浴室で測るのは温度と湿度だけで、映像も音声も扱いません。
サウナ室は一般の温湿度センサーの測定範囲を超えます。80〜100℃ になるため、ここは測温抵抗体(PT100)で測ります。浴槽も同じで、本体は湯気の当たらない場所に置き、プローブだけを湯に入れます。実際の取り付け方は浴槽とサウナの構造で変わるため、Step 2 で現物に合わせて決めます。
フロント脱衣所浴室ボイラー室大浴槽水風呂
現場浴槽・サウナ・水風呂・脱衣所・ボイラー室・タンク
LoRaWAN(無線)電池式・配線なし
Milesight UG65 LoRaWAN ゲートウェイ
ゲートウェイ UG65電源と回線だけ(LTE または有線)
クラウド10 分ごとに保存・判定
温浴施設向けダッシュボードの画面
この画面フロント・設備担当・支配人で同じ画面を見る

このデモの想定: 日帰り温浴施設 1 棟。浴槽とサウナはプローブ式で測り、本体は湯気の当たらない場所に置きます。CT の取り付けだけ分電盤内の作業になるため電気工事士が行います。

設置の条件

温浴施設で先に確認すること

見えるようになること

  • 浴槽・露天・水風呂・サウナ室の温度が 10 分ごとに残り、書き写す作業がなくなる
  • 湯温が下がり始めた時点で分かる。「ぬるい」と言われる前に手を打てる
  • 脱衣所と浴室の温度差が、時間帯別に残る。暖房と換気を入れる時刻が決まる
  • 入館の波と館内の人数。人の少ない時間帯の設備の回し方が決まる
  • ろ過・ボイラー・空調の電流と運転時間、重油タンクの残量と次の発注の目安

使う機器

Milesight EM500-PT100 × 8(浴槽・露天・水風呂・サウナ室。高温と液中はプローブ式で測ります)Milesight EM300-TH × 6(脱衣所・浴室・休憩処・機械室)Milesight EM400-MUD × 1(重油タンクの残量。超音波で液面までの距離を測ります)Milesight CT303 × 3(ろ過ポンプ・ボイラー・空調)Milesight EM300-DI × 2(水道・ガスのパルス)Milesight VS135-P × 1(入口の入館カウント。距離を測る方式で顔は写りません)Milesight UG65 × 1(LoRaWAN ゲートウェイ)

EM500-PT100・EM300-TH・EM400-MUD・CT303・UG65 は技適取得済みです。脱衣所・休憩処のセンサーは電池式で貼るだけです。VS135-P は天井への PoE の LAN 配線が要ります(入口の 1 台のみ)。CT の取り付けは分電盤内の作業になるため電気工事士が行います。ゲートウェイの台数は電波状況で変わるため、必要な台数は、Step 2 でセンサーを設置するときに電波を測って確定します。

御社の施設でも同じ画面を

浴槽とサウナの数、ボイラーと燃料の種類、脱衣所の暖房の有無を教えていただければ、測り方と機器構成をお出しします。

まず話を聞く(Step 1 は無料)はじめ方を見る