スタジオの空気と、混んでいる時間
レッスン中のスタジオは、短い時間で一気に空気が変わります。「暑い」「息苦しい」の声が出てから空調を触っても、そのレッスンはもう終わっています。混雑の波も、現場の感覚では「夜が混む」までしか分かりません。どの曜日の何時が、どれだけ混むのかが数字で出ると、レッスンの組み方と設備の回し方が変わります。
図の数値は想定値
現場の困りごと
ジムの現場でよく聞く 3 つ01
レッスン中のスタジオの空気が分からない
定員いっぱいのスタジオでは、30 分で空気が変わります。「暑い」と言われてから空調を触っても、そのレッスンは終わっています。扉を開ければ音が漏れ、閉めれば息苦しくなります。
この画面で分かることスタジオごとの CO2 と温湿度を 1 分単位の粒度で見られます。レッスンの前から換気を強める、という運用に変えられます。
02
混雑の波が「夜が混む」までしか分からない
曜日と時間帯でどれだけ違うのかが数字にないので、レッスンの配置もスタッフの配置も経験で決まります。会員への混雑の案内も出せません。
この画面で分かること入口のカウントから、曜日・時間帯別の在館人数が出ます。レッスンの組み方、清掃の時刻、空調の運転時間の根拠になります。
03
24 時間営業でも、夜間の設備が見えない
無人の時間帯に空調と照明がどう動いているかを、誰も確かめていません。電気代は上がっていくのに、どこを削れるか分かりません。
この画面で分かること系統別の電力と、人がいない時間帯を重ねて表示します。無人時間の消費がそのまま削りしろになります。
置かない場所を、先に決めます
会員の目に触れるところほど慎重に更衣室・シャワー室・トイレの中には、機器を置きません。人数を数えるのは入口の 1 台だけです。距離を測る方式で、顔や姿は写りません。スタジオとマシンエリアで測るのは空気(温度・湿度・CO2)だけで、映像も音声も扱いません。
騒音は測れますが、専用の画面はまだありません。近隣への音が気になる場合、騒音センサー(WS302)で敷地境界やスタジオの音を測ることはできます。いまは温湿度の画面に数値として並べる形になります。専用の画面が必要であれば、Step 1 で作ります。
設置の条件
ジムで先に確認すること- スタジオのセンサーは、吹き出し口の正面を避けます。空調の風が直接当たる場所に付けると、場の空気ではなく吹き出しの温度を測ることになります。
- 人数のカウンターは入口の天井に 1 台です。天井高 2.5 m 前後が目安で、PoE の LAN 配線が要ります。ここだけは配線工事が必要になります。
- 鏡と金属什器は電波を反射します。スタジオは鏡張りのことが多く、電波の通り方が読みにくい場所です。台数と置き場所は、Step 2 でセンサーを設置するときに電波を測って確定します。
- 営業中に設置できます。空気のセンサーは電池式で貼るだけなので、閉店後の作業にしなくても構いません。カウンターの配線だけ、営業時間外に行います。
- 既設の空調には接続しません。測るだけの構成です。CO2 に応じて換気を自動で動かす段階では、空調I/F を足して連動させます。
使う機器
電池式・貼り付けが基本。配線は入口の 1 台だけMilesight AM307 × 2〜(スタジオの CO2・温湿度)Milesight EM300-TH × 2〜(マシンエリア・受付)Milesight VS135-P × 1(入口の入館カウント。距離を測る方式で顔は写りません)Milesight CT303 × 3(空調・照明・給湯の系統別)Milesight WS302 × 1(任意。騒音)Milesight UG65 × 1〜(LoRaWAN ゲートウェイ)
AM307・EM300-TH・CT303・WS302・UG65 は技適取得済みです。VS135-P は無線を使わない PoE 接続で、技適の対象外です。空気のセンサーは電池式で貼るだけ、VS135-P は天井への LAN 配線が要ります。CT の取り付けは分電盤内の作業になるため電気工事士が行います。ゲートウェイの台数は電波状況で変わるため、必要な台数は、Step 2 でセンサーを設置するときに電波を測って確定します。
関連する画面
この構成で組み合わせる既存のデモです御社の店舗でも、スタジオの空気を測ってみませんか
スタジオの広さと定員、入口の形を教えていただければ、測り方と機器構成をお出しします。デモ画面の作成は無料です。
