物販店の多店舗管理(本部ビュー)

18 店舗を本部から 1 画面で見る想定です。店舗ごとに画面を開くのではなく、どの店舗から手を付けるかとその理由を決めるための画面です。購買転換率・来店客数・売場の温度ムラ・バックヤードのカビリスク・センサーの通信を同じ列で並べ、要対応から順に出します。

想定値開くたびに同じ画面
本部(店舗運営部) ? 本部ビュー · 18 店舗 どの店で何が起きているかが、この画面に出ていない 店舗エリア転換率来店売場のムラ状態 A 店首都圏30.3%(平常 33.0%)89 人4.4 ℃注意 B 店首都圏31.1%(平常 34.6%)193 人3.4 ℃注意 C 店首都圏33.8%(平常 37.0%)71 人5.2 ℃注意 D 店首都圏32.0%(平常 34.1%)178 人5.2 ℃通信なし E 店首都圏31.2%(平常 30.0%)77 人2.7 ℃正常 F 店首都圏30.8%(平常 32.3%)159 人1.6 ℃正常 ほか 12 店舗要対応 2 · 注意 6 · 正常 4 購買転換率(9/24 14:40 時点・18 店舗) O 店(九州・最高)38.2% 全 18 店舗 平均31.6% A 店(代表店舗)30.3% K 店 平常29.2% K 店 本日22.9% クラウド 各店のゲートウェイからクラウドへ(店舗の操作は不要) A 店 D 店 N 店 K 店 ほか 14 店舗

① 18 店舗ある。どの店で何が起きているかは、店長からの連絡でしか分からない

多店舗管理のイメージ(イラスト)— 本部が 18 店舗をどう見て、どう動かすか

本部の困りごと

店舗運営部・エリアマネージャーからよく伺う 3 つ
01

売上は見えるが、なぜ落ちたかが見えない

本部に届くのは日次の売上と客数です。「今日は客足が鈍かった」と報告されても、本当に来店が減ったのか、来店はあったのに買わずに帰ったのかは分かりません。原因が分からないまま、翌月の販促だけが決まります。

この画面で分かること人数カウンターの来店と POS の購買客数を突き合わせ、購買転換率を 18 店舗で同じ列に並べます。売場の広さが違う店舗を同じ土俵で比べられる唯一の数字です。
02

バックヤードは、においが出てから気付く

在庫を置くバックヤードは窓がなく、空調も効きにくい場所です。カビは紙箱と衣料から先に出ますが、気付くのは返品やにおいの苦情が来てからで、そのときには棚ひとつぶんが商品になりません。

この画面で分かること露点と気温の差からカビリスクを 0〜100 で出し、70 を超えた店舗を要対応にします。除湿機の手配と在庫の移動を、においが出る前に決められます。
03

鳴らないセンサーは「正常」に見える

電池式のセンサーは、電池が切れても静かに止まります。本部の画面に何も出ていないとき、それが「異常がない」のか「測れていない」のかは区別できません。

この画面で分かること10 分ごとの定期受信が途絶えた店舗を通信なしとして、正常とは別に表示します。電池残量も同じ画面に出すので、日中の巡回でまとめて交換できます。

ダッシュボード

18 店舗(5 エリア)を 1 画面に
物販店 18 店舗の本部ビューのダッシュボード1 日の動き ダッシュボードを開く

仮想の現場: 路面店 18 店舗(首都圏 6 / 関西 4 / 中部 3 / 九州 3 / 北海道・東北 2)。営業 11〜20 時、売場 68〜174 ㎡。1 店舗あたりセンサー 7 台。9/24 の 1 日を 11:00 から再生します。値は想定値で、開くたびに同じ画面です。

  • 全店サマリー: 要対応 / 注意 / 正常の店舗数、本日の来店と購買、全店の転換率と平常比、センサーの通信
  • 店舗一覧: 要対応から順に並び、転換率・平常比・来店・買わずに帰った人・売場の温度ムラ・カビリスクを 1 行で比較
  • エリア別の集計と、購買転換率での 18 店舗比較(平常から落ちた店舗が下に離れます)
  • 対応キュー(理由・次の一手)と、店舗名つきの全店アラート

ダッシュボードを開く 1 店舗の画面を見る

解説のないダッシュボードだけの画面で開きます。上部の「解説に戻る」でこのページに戻れます。

2 つの画面の使い分け

見たい粒度が違うので分けています

同じ 1 日(9/24)の同じデータを見ています。A 店は両方の画面に出てくるので、本部で見つけた店舗をそのまま 1 店舗の画面で掘れます。

多店舗で増えるもの・増えないもの

1 店舗の構成に何を足すか
項目目安補足
機器店舗数に比例1 店舗あたりの構成は 1 店舗のページと同じ(人数カウンター 1 · 売場の温湿度 5 · バックヤード 1 · ゲートウェイ)。本部ビューのために店舗側へ足す機器はありません
POS との突合日次 CSV で十分購買客数だけを受け取ります。商品明細は要りません。POS のベンダーが変わっても、客数が取れれば転換率は出せます
クラウド増設なし同じクラウド(PostgreSQL + TimescaleDB)に店舗を足していきます。10 分周期・1 店舗 7 台なら、店舗数が 2 桁のうちは構成を変える必要はありません
画面20 店舗までは 1 画面それ以上はエリア別に分け、要対応の店舗だけを集めた画面を加えます。店舗一覧は並べ替えと絞り込みで使います
通知の宛先店舗 / エリア / 本部店舗にはチャットとプッシュ、エリアの SV には担当店舗ぶんだけ、本部の販売企画にはメール。同じ事象を 3 回鳴らさないよう宛先と条件を分けます
見え始めるまで設置当日来店客数と売場の温度・バックヤードの湿度の現在値
2 週間店舗ごとの平常の転換率(曜日別・時間帯別)。ここが出るまで店舗間の比較はできません
1〜2 か月販促や売場変更の前後比較。同じ曜日・同じ天候の日どうしで見ます
はじめ方3〜5 店舗から売場の広さと客層が違う 3〜5 店舗で始めると、しきい値と平常の取り方を現場に合わせて決められます

ゲートウェイの台数は電波状況で変わります。建物の構造・階数・距離によっては複数台になる場合があるため、必要な台数は Step 1 の現地確認でお出しします。

自社の店舗でも同じ画面を

店舗数とエリアの分け方、売場の広さを教えていただければ、本部ビューの構成案と、まず入れる 3〜5 店舗の選び方をお出しします。

まず話を聞く(Step 1 は無料)はじめ方を見る